50歳専業主婦からペットシッターとして開業した経験をもとに、実際に仕事のどんな点が大変なのかなどについてまとめました。
50代主婦からでも”体力的には”
ペットシッターの仕事は大変じゃない!
私の場合は、40代後半の頃から準備を始め、実際にシッター業やホテル業を始めたのは50歳の頃でした。
それでも、シッター業は1日あたりの実働時間がそれほど多くないので、
体力面で辛さを感じたことは今のところまだありません!

そのほか、集客のためにSNSや公式HPの運用といった「Web系の作業」にも注力しているので、意外とパソコンの前に座っている時間は長いかもしれません。
開業してわかった「ペットシッター」で本当に大変な3つのこと
① 働く時間が不規則になる
ペットシッターという仕事は、飼い主の方の都合に合わせるのも仕事のひとつ。
一般的には、土・日・祝日やゴールデンウィーク・年末年始といった、連休のタイミングでの依頼が増えることも認識しておきましょう。
② 鍵を預かることへの責任が重い
ペットシッターは、お家の鍵を事前に預かり、飼い主の方が不在の家に入ってサービスを行います。
鍵を預かることに対しては、「もし紛失してしまったらどうしよう」というプレッシャーを事前に想像していたよりも強く感じました。
③ 飼い主の方から信頼される難しさ
②の項目と関連していますが、飼い主の方と信頼関係を築くことは簡単ではありません。
飼い主目線からすると、それもそのはず。
自分のいないお家に他人を上げ、大事なワンちゃんを任せるわけですから、シッターとしてというよりもまず、一人の人間として信頼されることが重要です。
ペットシッターに向いているのってこんな人
「ペットシッター業」でも「ペットホテル業」でも、犬が好きで、責任感がある方が向いているというのは大前提。
その上でシッター業に向いてる人はこんな人、というのを2つ紹介します。
■時間を絞ってコンパクトに働きたい人
ペットシッターのお仕事のみで、会社員のような大きく安定した収入を獲得することは難しいのが実情。
どちらかというと、犬に関わる仕事で”副業的に”働くイメージが近いでしょう。
ちなみに、シッティング1時間あたりの料金は3,000円前後の金額が一般的です。

やはり収入の規模や安定性という観点においては、ペットホテルに軍配が上がります。
■自宅でワンちゃんを預かれない環境の人
ペットホテルを始めるにはハードルが高いため、ペットシッターのお仕事に魅力を感じる方も少なくありません。
シッターのお仕事もワンちゃんに直接関わり合いながら、飼い主の方に感謝される、とてもやりがいのあるお仕事ですよ!

そのほか、飼い主さんのお家に伺って施術をする「犬のセラピスト」というお仕事もあります。
自分のマッサージでワンちゃんが気持ちよさそうにしてくれ、
その様子を隣で見ている飼い主さんにも喜んでもらえる素敵なお仕事です。
まとめ
ペットシッター業の大変さを解説してきましたが、お散歩やお世話をする中で、ワンちゃんが少しずつ心を開いてくれる点は、やはり犬好きにとっては天職の一つだと思います。
未経験50歳の私でもできたので、ぜひ挑戦してみてください。